生きづらい人は、人に優しい

おはようございます。四柱推命家の猫先生です。

 

 

自分に厳しく、他人に優しい人は生きづらい

仕事のミスに落ち込んで、ドヨーーンとした気持ちを数日引きずっている。

それにひきかえ、同じようなミスや、もっと酷いミスをしても、あっけらかんとしている同僚がいる。

彼女が羨ましい、、、ずるい。

同僚を妬む、心の卑しさが情けない。

人と比較して自分にダメだししてしまう。

どうしたらサクッと気持ちの切り替えができるのか。

 

 

他人なら許せるのに、自分に置き換えると、なぜか厳しく責めてしまう。

 

 

人にだけ優しくしていると「自分ばかり損している」という気持ちが湧く。

嫌な気持ちは増殖します。

 

 

  「自分ばかり損してる」と思うクセは、仕事、家族、友人、すべての人間関係で顔を出す。

 

 

人と比べて、自分を責めて、自分だけ損してる気分になるのが、生きづらさの原因です。

 

 

小さな意識をコツコツ積み重ねていけば、時間はかかっても必ず自分にも優しくなれるように変われます。

自分に優しくできるほど、生きづらさは薄らいでいきます。

 

 

優しさキャパシティ

「人は自分に甘い」前提があって「自分に厳しく他人に優しく」は理想です。

 

優しさのキャパシティが10あると仮定します。

人に10使ってしまう人は、自分に優しくする余裕が残りません。

自分:他人=5.5:4.5が理想の優しさ配分。

0.5の余裕が、人に優しくできるベースです。

 

   

いいね!文化は生きづらさに追い打ちをかける

SNSでは、世界中の人が、あなたの視界へ飛び込んできます。

仕事や趣味に充実、家族・友人・恋人素敵な人間関係に囲まれて、料理上手、「キラキラしたライフスタイル」を謳歌する人が、ヒョッコリ出てきます。

 

 

この眩しい人たちは、ツイてない日、例えば車が故障した時も、

 

 

車が故障して修理中なので久しぶりに歩く。お花屋さんの花がキレイ!歩くのもいいな

ー花の写真つきー

 

 

と爽やかなツイートをして、いいね!

 

 

SNSのいいね!文化は、人生のいいことも悪いことも、全部ポジティブに受け止め、他人に「いいね!」をもらえるような生き方をしなければならないプレッシャーをかけてきまます。

 

 

SNSのおかげで、昔なら知らずに済んだ、会わない時間の友人や同僚のプライベートを知る機会が増えました。しかも画像付きで。

有名人やインフルエンサーのイケてるライフスタイルも見ることができる。

 

 

比べる他人の数が、どんどん増えています。

他人と比べて自分にダメ出しする人は、自分責めの機会が増えました。

 

 

他人と比べて、自分を知る

落ち込んだ時に、元気になるヒントが知りたくて手に取るような、心理学、自己啓発や生き方について書かれた本には、「他人と比べない」と書いています。

 

 

とはいえ、人は他人と比較し、反響しあって「自分とななんぞや」がわかります。

 

 

例えば、イケメンとデートする妄想をします。

妄想では、ディズニーランドへ行く、雰囲気のいいレストランへ行く、それ以上(ムフフ)好きなようにし放題ですが、頭の中だけで終了です。

 

 

  • その妄想を友人A子に話したら、A子はイケメンよりアニメキャラがいいらしい。

  

  • イケメンとデートが実現して、バッチリメイクをして行ったら、いつもの自然なメイクが好きだと言われ、ガッカリしたような嬉しいような。

 

 

人と比べたり、関わったりするから、他人との違いに気づき、自分がどんな人間かがわかります。

 

 

他人と比べて、自分を責めるのは、間違い。

他人と比べるのは、人はそれぞれ違うんだ、と気づくためで、自分を責めるのはいらんことです。

 

 

四柱推命で生きづらい通変星は?

四柱推命の通変星で、一番自分に厳しいのは、正官です。

昔の中国では、「正官」を持つ人だけが官僚になれました。

 

正官は「抑圧感」を意味します。

正しさ、正義、ルールを守るのが好き。完璧主義。

こうあるべき、と高い理想を掲げます。

「こうあるべき」が強い人は、 理想と比べて、できない自分を責めてしまいます。

自分に優しくするのが、苦手です。

 

 

3分でできる、自分に優しくする方法

生きづらい人は、他人にはとても優しくできるのに、自分を優しくする方法がわかりません。

 

 

3分でできる、自分に優しくする方法は、自分を責めそうになったら、ストップ、と口に出して言う。

そして、他人が同じことをしたらどうか、を考えてみる。

しょーがないな、って思ったら、自分に「しょーがないよ」って声をかけて。