毒親との関わり方〜正解は自分の中にある
おはようございます。四柱推命家の猫先生です。
父の日ギフトを贈る、父親が嫌いな人
明日は父の日。
父の日のギフト贈ろうぜ!
家族のために頑張っているお父さんへ、感謝の気持ちを表そうぜ!
街を歩けば、デパートのショーウィンドウやポスター。
ネットショップを開くと、父の日特集。
頼んでもいないのに、AIからオススメのギフトを提案される。
新聞に入ってる広告は、ユニクロもスーパーのチラシでさえ、「父の日」押し。
母の日が終わると、父の日のプロモーションがジワジワと日常に攻め込んでくる。
子供時代の記憶は今でもしっかり残っている。
なかったことにしたくても、なかったことにできない。
心の奥の小さな箱に鍵をかけて守っている。
この箱が開いてしまうと、辛い思い出で今の自分を傷つけてしまいそうだから。
大人になっても癒されない思いを抱えているのに、心の中に吹き荒れるザワザワ暴風雨を見て見ぬ振りして、父の日ギフトを選ぶ人がいます。
現実的に自立が難しい子供時代は、親の顔色をうかがい、我慢をすることは、ある意味、子供ができる子供なりの生活の知恵です。
とは言え、嫌な気持ちを抱えながら、父の日ギフトを贈る行為は、大人になっても自分の気持ちを抑え込む「我慢」の習慣が抜けきれてません。
毒親との関わり方〜選択肢は無限にある
毒親との関わり方は、人によって違います。
例えば、
- 自宅や連絡先は教えているが、連絡を一切とらない。
- 会わないが、メールや電話はする。
- 自宅や連絡先を教えない。
- 父の日母の日お歳暮は贈る。ギフトのみの関係。
- 時々会う。
- 日常的に会う。
人それぞれに「ちょうど良い」関わり方があります。
細かすぎて、挙げたらきりがありません。
正解は自分の中にある
毒親との関係に正解はありません。
悩んでいる真っ最中の時は、「正解」が知りたくなります。
どうすれば一番いいのか?
他の毒親持ちの人はどうしてるのか?
常識ではどうなのか?
どう関わっていくのが、正しいのか?
「正しさ」を追求する時は自信がない時です。
「それでも親なんだから、付き合っていくべき」
それは、本音でしょうか?
その気持ちに無理がなければ、その人にとってちょうど良い関わり方です。
毒親の「毒」の程度も、受ける悪影響も、100人いれば、100通り違います。
毒親との関わり方は、人それぞれ。
そして、正解は自分の中にあります。
素直に心地よいと思える関わり方を見つけていくのが、今の自分を幸せにできる一番の近道です。
「一生」とか「絶対」はない
絶対許さない、と思っていても、いつか許す時がくるかもしれない。
今はなんとなく付き合えても、「もうこれ以上無理」とこじれる場合もある。
一生会わない、絶対合わない、と息巻いていても、一方で、親なんだから、と適度に付き合っていても、今後どうなるかはわかりません。
「今の気持ち」は一生は続きません。
一生続くものではないから、「今の心地よさ」を最大限優先するのが幸せの鍵です。